大教会青年のお話

日々の出来事や、気付きを投稿していきます

41日目

 こんばんは!本日は午前中にをいがけに歩かせていただいてました!にをいがけについてはまた後日掲載させていただきます。

 

 

 修養科の時の話を少し。3ヶ月目の終わりにコロナの影響で講師が交代することがありました。その時の先生に生徒から

 

「なんで柏手は4回なんですか?」

 

 と、質問がありました。それに対して先生は

 

「これが答えというわけではないですが僕は、"世界""睦まじう""うちうち""睦まじう"と、思いながら柏手を打っています」

 

 と、答えていらっしゃいました。

 

 その時の僕は『へぇ〜、そういう考えもあるんだなぁ。真似しようかな』ぐらいに思っていました。が、大教会に来てその事をふと思い出した時に、その先生がどれだけ素晴らしいか分かりました。

 

 考える事をやめなかったからその答えに辿り着いたんです。

 

 人は誰しもその環境の中に入れば順応していきます。『これはこういうものなんだ。』といったように、疑問を持たなくなるんです。

 

 でもこの先生は違いました。常に親の思いを、喜びを探していらしたたんだと思います。だからこういった先生なりの答えが出てきて、生徒さんに教えてあげれるようになったんです。

 

 これってスゴく大事な事だと思います。"かしもの・かりもの"にも繋がります。この世界は親神様の懐住まい、自分の心以外は全てかりものです。柏手という所作もかりものです。

 

それが分かっているからこそ先生は『柏手にはどういった神様の思いが込められているんだろう』と考え続けたんだと思います。

 

 

 スゴくないですか?僕はこの心づくりは素晴らしいと思います。普段何気なく通過している日々の事柄を、常に考えてみる。『これはどういう意味が込められているんだろう?』と考えてみる。そうする事で小さな事でも喜べるように、楽しめるように成っていくのかもしれません。

 

 良い気づきをいただきました。本日も1日ありがとうございました!